1901年にイギリスから輸入された日本最古の鋼鉄製竪坑櫓と巻上機(ケージ巻き、ウインチ巻き)が収納された機械室が残存する宮原坑。デービーポンプ室はレンガの壁だけが残っていますが、当時の姿が浮かびあがるようなガイドを行っています。
月平均約1000名の来訪者が訪れる宮原坑は、地域の方々だけでなく、関東・近畿地方を中心とした個人客から根強い支持が見られ、遠方からも数多くの観光客が足を運んでいます。
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旺盛な石炭需要に対応し、大型船に直接積み込みできる港が必要となり團琢磨氏指揮のもと明治35(1902)年に着工、明治41(1908)年に完成した三池港。
閘門と呼ばれる水門を作ることによって24時間大型船が座礁することなく停泊できるということが最も大きな特徴です。現在でも稼働し続けている、とても珍しい世界遺産の構成資産でもあります。
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三池炭鉱第8番目の坑口で、昭和15(1940)年から、閉山する平成9(1997)年まで、57年間出炭した三川坑。 三井鉱山の最主力坑として活躍しました。敷地内には、当時の施設や機械が数多く残っており見どころ満載です。 また、昭和天皇のご入坑、三池争議や炭塵爆発事故等、さまざまな出来事のあった歴史的にも重要な坑口です。 現在、7名のガイド会員が活躍中です。