宮原坑

1901年にイギリスから輸入された日本最古の鋼鉄製竪坑櫓と巻上機(ケージ巻き、ウインチ巻き)が収納された機械室が残存する宮原坑。デービーポンプ室はレンガの壁だけが残っていますが、当時の姿が浮かびあがるようなガイドを行っています。

月平均約1000名の来訪者が訪れる宮原坑は、地域の方々だけでなく、関東・近畿地方を中心とした個人客から根強い支持が見られ、遠方からも数多くの観光客が足を運んでいます。
現在、11名のガイド会員が活躍中です。

 

宮原坑の見どころ

文化の日に毎年開催中の宮原坑フェスタにて炭坑節総踊りの様子

巻上機室も見学できます

そびえ立つ櫓は必見です

三池港展望所

旺盛な石炭需要に対応し、大型船に直接積み込みできる港が必要となり團琢磨氏指揮のもと明治35(1902)年に着工、明治41(1908)年に完成した三池港。
閘門と呼ばれる水門を作ることによって24時間大型船が座礁することなく停泊できるということが最も大きな特徴です。現在でも稼働し続けている、とても珍しい世界遺産の構成資産でもあります。
現在、6名のガイド会員が活躍中です。

1月と11月に見られる奇跡の絶景。「光の航路」

上空から見るとハチドリのように見える優美な姿が特徴です。

旧長崎税務関三池税関支所

三池港の開港と同じ明治41(1908)年に開庁し、昭和40(1965)年まで57年間使用され、以後は倉庫や港関連企業の事務所等に利用された旧長崎税関三池税関支署。 世界遺産の構成資産である三池港の構成要素の一つです。全国でも数少ない明治期の税関庁舎であり、舎内には、当時の部屋や窓ガラスが残り復元されたシャンデリアや照明台座を見ることができます。 現在、3名のガイド会員が活躍中です。

国内でも数少ない明治期の税関庁舎

木製の円形飾りがついた天井

三川坑

三池炭鉱第8番目の坑口で、昭和15(1940)年から、閉山する平成9(1997)年まで、57年間出炭した三川坑。 三井鉱山の最主力坑として活躍しました。敷地内には、当時の施設や機械が数多く残っており見どころ満載です。 また、昭和天皇のご入坑、三池争議や炭塵爆発事故等、さまざまな出来事のあった歴史的にも重要な坑口です。 現在、7名のガイド会員が活躍中です。

5月は鯉のぼりが泳ぎます

当時の面影残る現在の三川坑跡。